慢性呼吸困難のある元気のないパグ

ある日遠方から食欲元気が無いとの事で未避妊のパグちゃんが来院されました。検査の結果原因が子宮蓄膿症で手術の必要性を説明しました。飼い主様は以前パグの同居犬を去勢手術で亡くしてしまい手術がひどく心配されている方でした。短頭種は手術中、術後のトラブルが他の犬種より多いことで有名です。

今回は無呼吸症候群とストライダーも認めれる為、手術のリスクも減らすためにも気管支鏡検査を実施し短頭種気道症候群の手術をしてから子宮蓄膿症の手術をお勧めしました。

手術は外鼻孔拡張術、軟口蓋過長切除、喉頭室外反切除のトリプルセラピー後にメインの子宮全摘術を行いました。

飼い主様はもしかしたら手術が必要かもと感じて本院に来てくれたのかなと思いました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください