10月ですが12日日曜日の午後は院長荒木は不在となります。もしかすると午前中からも不在になる可能性もありますのでご注意下さい。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
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大腿骨頭脱臼
時に外傷などがきっかけで後肢挙上で来院することがありますが大腿骨頭脱臼が原因のことがあります。多くは背外側への脱臼が多いのですがまれに腹内側に脱臼している症例もいます。整復は脱臼してからの期間が長いと筋萎縮が強くなり中々大変なことがありますのですぐ動物病院に受診してもらう事をお勧めします。整復後は背外側ならベルポー包帯、腹内側なら足枷包帯で固定します。再脱臼するかしないかは症例の活動性もありますがやはり解剖学的構造が1番大きいのでレントゲンの読影が大事だと思います。
背外側脱臼です。過去に他院で左後肢同様に脱臼してうまくコントロールできなくて骨頭切除しているみたいです。
2週間ベルポー包帯して再脱臼していません。
腹内側の脱臼です。
2週間足枷包帯してこの子も再脱臼は認められませんでした。
2症例とも解剖学的に大きな異常がないので再脱臼する可能性は低いと判断しており今のところうまくいっている症例です。
9月の院長不在日
夜は少しずつ寒くなって秋めいてきましたね。今月ば9/20-21日(土曜日から日曜日)は不在となります。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
8月お盆休み
本院のお盆休みはありませんがお盆期間の8/14-18は院長不在となります。病院は開院してます。しかし8/15金曜日のみ獣医師不在となりますのでご注意ください。
7/16日午前中、院長不在
明日の午前は院長急遽不在となります。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
7月院長不在日
今月の院長不在日はセミナー参加の為7/13日(日曜日)と7/31(木曜日)〜8/3(日曜日)の4日間不在となります。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
気管虚脱、15歳の柴犬
2症例目は1症例目とは違い10歳以上の15歳の柴犬です。2年前くらいにから内科で管理してきたのですがここ最近で急に気管虚脱の悪化と呼吸様式の異常を認めました。喉頭麻痺を疑う所見も見られましたので精査、診断も兼ねて気管支鏡検査と同時にPLLPを実施しました。内視鏡検査でやはり喉頭麻痺も併発しておりPLLPの実施後に喉頭麻痺のオペも実施しました。
前胸部気管にも虚脱を認め、最大の第二肋間までPLLPを実施しました。扁平化が重度で大きめのPLLPの設置となりました。
術後は呼吸も安定して早めの退院となりました。10以上でも手術に踏み込まなくてはいけない症例もいます。この症例は高齢でしたが諦めず手術を受けてもらってよかったと思いました。
気管虚脱、5歳のヨークシャテリア
最近気管虚脱の報告が出来ていませんでした。先月オペした2症例を共有したいと思います。1症例は5歳のヨークシャテリアです。去年から診察していますが若く気管虚脱が進行が早く飼い主様からの希望と手術適応だったので実施しました。
術後も問題なく早めの退院となりました。
ヨークシャテリアも気管虚脱の好発犬種であり10歳未満でより手術成績がいいので実施した症例でした。
胆嚢粘液嚢腫と肝細胞癌
時々胆嚢炎から進行して胆嚢粘液嚢腫になって摘出述する事はありますが同時に肝細胞癌も併発している症例がいました。症例は15歳と高齢でしたが内科管理していましたが限界に達して外科手術となりました。外側左葉に肝細胞癌とその近位に結節性可形成疑いもあり外側左葉を同時摘出となりました。高齢で心配でしたか無事退院できて安心しました。
修了証
今年も頂きました。頑張った甲斐がありました。