シャンプーについて

こんにちわ!
トリマーの大宮です!
最近寒くなってきましたね⛄️
そして乾燥の時期でもありますね。
乾燥して皮膚がカサカサになったり

フケが多くなる子がいます。
是非お家のわんちゃんの

皮膚のチェックをしてみて下さい。
病院のトリミングではまず最初に

皮膚のチェックから始まり

その子にあった薬用シャンプーを

使います!

病院ではたくさんの薬用シャンプーを

置いています。
皮膚が良くなければ良い被毛も

生まれません。是非病院で

薬浴してみてはいかがですか?☺️
先ほど乾燥やフケ症の子の

話もしましたが、シャンプー後には

保湿のスプレーをかけ、

ドライヤーの乾燥を防ぎます。

シャンプーやドライングの仕方など

わからない事があればスタッフに

お声かけ下さい?

整形実習セミナーにいって来ました。

今回は整形の中でも骨折などではメインは限られるがオプションとして多様されるピンとワイヤーを使用する手術の復習も兼ねてアップデートしてきました。手術手技も日々より良くなっていくので勉強になりました。

実習では腱や靭帯が付いていて筋肉に引っ張られる所や骨盤骨折でほぼ必須であるテンションバンドワイヤーや骨端骨折や成長板骨折でのクロスピン、膝蓋骨内方脱臼の滑車溝形成から脛骨粗面の転移とその固定のコツも含めて勉強してきました。その他レアな手技も練習でき楽しく身になる1日でした。ただ疲れました。

最低月1で道外などでセミナーや実習の勉強をしてるのでまた報告します。

実習でお手伝いしていただいた企業の方々や日大の枝村先生やその生徒さん達大変お世話になりました^_^

院内セミナー

先日本院で定期的に行なっている院内セミナーを実施しました。

スタッフの教育も兼ねてやっています。勉強になりました。ありがとうございました?

院長不在

今月の院長不在日は毎週金曜日とセミナー参加の為9/23-25日となります。病院は通常通り診察しております。獣医師は上沢のみになりますので診察までお待ちすることがあるかもしれませんのでご了承下さい。

うさぎも歯が命。うさぎの歯科矯正。

うさぎを始めとするエキゾチックアニマルの歯科のトラブルは多々遭遇します。その中でもうさぎの歯科疾患は膿瘍から命に関わる事も多いので予防も大事だと思います。今回はうさぎの大切歯(前歯)の矯正まで必要だった子の症例を紹介したいと思います。

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上の写真を見て判る通り凄く上の切歯が伸びすぎています。   横から見ると下の切歯も伸びすぎていますよね。

このまま伸びてしますと上下顎に突き刺さってしまいますし、食事を噛みちぎることもできません。下の写真はそのレントゲン写真になります。

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来院時のレントゲンです。              単純に上下の切歯の長さを合わせた時のレントゲンです。                              一瞬良さそうに思うのですが、うさぎを飼われている方は気づく                            かもしれませんが通常上の歯は下の歯より少し前に出るのが正常                            です。このレントゲンでわかるのは下の切歯が上のものより前に出                           ているのでこのままにすると下の切歯が全面にでて上の切歯が奥に                           共に再び伸びすぎて結局治りません。

実際この症例も少し工夫して歯を整形して様子を見ましたが上手くいきませんでした。それで下の切歯を上顎切歯の後ろ側に 移動させるために矯正をかける処置をしました。

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これらがその矯正処置した写真とレントゲンです。

 

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処置後上手く上下の大切歯を理想どうりに矯正できるように微調整していって最終的にはこのように正常な歯列まで回復しました。飼い主様もこの子も喜んでくれているみたいでよかったです。

うさぎの歯科トラブルは命に関わる事も多いので食事や飼育環境の改善も大事だと考えています。

 

 

包帯法実習

先日定期的に勉強している東京のセミナーにて包帯法の勉強をしてきました。

包帯法には色々な方法がありますがエビデンスがあるまた、動物に最適とされる方法を学んできました。

実際には実践する機会は少ないですが出来るのと出来ないとでは経過が全然違います。

久しぶりの後輩にも会えて楽しく体得できました。さらに帰って精度を上げるべく練習です!

この子はこのままの状態で飛行機に乗せて帰って来ました✈️

トリミングとトリマーの報告❤️

トリミングキャンペーンのおかげ等もあってトリミング予約がかなり早くに埋まってしまっています。お早めのご予約をお願いいたします。

また報告が遅れましたが、以前体調を崩して退社したトリマーの黒木が今年の6月から復帰しています。トリマー2人体制でやっていますがそれでもご迷惑おかけすることも多いので繰り返しになりますがお早めのご予約お願いします。

猫の京都

14日月曜日まで岩合さんの猫の写真展をやってます。本院のスタッフも見に行ってよかったと言ってました。自分も最終日に行って来ようと思っています。皆さんも良ければどうぞ。

また、今なら治療中の小さな子猫ちゃんに本院に来てもらえると会えるかもしれませんよ。

歯を綺麗にしました!

こんにちは!

動物看護師の榎です。

 

私が飼ってる猫、ルルちゃんなんですが口臭が気になって来たので、歯を綺麗にすることにしました(^o^)
今日は歯を綺麗にする流れを説明したいと思います!

 
⚠️麻酔中の画像もありますので、苦手な方はご注意ください⚠️

 


ルルちゃん8歳です(*゚▽゚*)

事前に健康診断の血液検査、尿検査などを済ませて、問題なく麻酔をかけられることを確認しています。

 

 

✳︎まず麻酔をかけて挿管します。


処置前の歯です。

見た目はそんなに酷くは見えませんが、歯周炎があり前歯が数本抜けてしまっています…(;_;)

 

 

✳︎プロービング


ポケットの深さを測ります。

ポケットが深いと、歯根がダメになってしまっている可能性があるので、歯科レントゲンを撮ります。

レントゲンを撮り、悪い歯があれば抜歯する事になります。

 

ルルちゃんのポケットの深さは問題なかったので、次の処置に移ります。

 
✳︎スケーリング

歯石や歯垢を除去します。

 

 

✳︎染色

↑染色前

↑染色後

 

汚れの落とし残しがないかをチェックします。

少しピンクく残っているのが汚れの残りです。

 

 

✳︎ポリッシング

↑荒めのペースト+ブラシ

↑細かいペースト+ラバーカップ

 

歯を研磨して、今後汚れが付着しにくくなる様にします。

歯がつるつるになります♩

 

 

✳︎終了ー!

 

 

歯がピカピカになりました!!

 

麻酔からも無事に覚めました〜

今は、においもなくなり、快適に過ごしています♩

今後は歯ブラシを頑張っていきたいと思います(^^*)

 

歯周炎が酷くなると、口臭がするだけではなく

膿がたまって顔が腫れてしまったり、体調が悪くなってしまう子も多いです。

酷くなる前に歯ブラシ!

そして定期的なクリーニングが1番の予防になります。

歯ブラシの指導等も行っておりますので、興味がある方はご相談下さい!

 

 

 

生後4から6カ月齢までに大事な事

最近すごく暑くなって人も動物も夏バテ多くなり体調不良も増えていますね。

今日も熱中症で入院された子もいるぐらい北海道でもこの暑さは危険ですね。

今日は避妊や去勢手術前の子猫や子犬に大事な注意ポイントのお話をしようと思います。

大体避妊などの手術は生後6ヶ月以降にされる事が多いのですがその時に一緒にする処置として乳歯抜歯が多いです。

しかし、歯の噛み合わせに問題ない乳歯であればそれでもいいのですが時には乳歯が残っているせいで犬歯が上顎に

突き刺さったり、口が閉じなくなる不正咬合になる事があります。7ヶ月齢以降の歯科矯正は凄く大変であったり、

費用がすごくかかったりする事がほとんどなので3から6ヶ月齢までに乳歯のが残っているか悪さをしないかをチェック

する事が大事になります。早くであれば乳歯を抜歯するだけで不正咬合を予防できる事が出来る事が多いのでワクチン時と

それから1から2ヶ月後にも口のチェックを受けてほしいです。

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上顎の乳犬歯の術前のレントゲン写真

かなり奥まで乳歯の根尖部が残っています。破折せず抜くのにコツがいります。

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抜歯後の確認のレントゲン写真です。きれいに抜けてますね。

 

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下顎乳犬歯の術前レントゲン写真です。

これも根尖部がかなり長く抜くのに大変そうですね。

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術後のレントゲン写真です。キレイに抜けてますね。

上下どちらの乳犬歯の抜歯窩も一糸縫合しています。

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肉眼的には歯がないところもレントゲンを撮る事で本当にないのか、歯茎の下に存在しているか分かります。

この症例は第一前臼歯(右の小さな単根歯)が肉眼的には認められなかったのですが実際には歯茎の下にいました。