病院近況報告

2016/4

札幌でのセミナーにてより耳疾患に力を入れる為に耳のスコープ(オトスコープ)を採用しました。慢性的に耳から化膿液が出でいる症例には単なる外耳炎の治療法では反応しない子が多く耳道内にしこりがあったり中耳〜内耳炎がある場合があります。診断する為にはしっかり鼓膜まで観察する必要があります。

実際に診察にてしこりなど多く発見摘出し、診断して治療により良化することが多いです。気になる方はご相談ください。

1枚目と2枚目の写真は耳道内から摘出したしこりです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

病院近況報告」への2件のフィードバック

  1. 初めまして。
    釧路動物保護団体から、2週間前に来た、
    推定7〜9歳雌のアメリカンコッカーです。
    帯広畜産大で、外耳炎の治療をしていたらしく、
    出されていた薬で治療中です。
    毎日3〜4回点耳とクリーナでケーアをして、少し良くななった様な気がします。
    3週間分の薬が終わる頃、スコープで診てもらったほ

  2. 前田さん

    返答遅れてすいません。
    アメリカンコッカーですが、外耳道切除せず洗浄だけの処置で安定してよかったですね。
    また定期的に検査して経過観察していきましょう。

平岡動物病院 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください